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60代女性におすすめの仕事7選!仕事の選び方・探し方も

60代女性におすすめの仕事7選!仕事の選び方・探し方も

60代女性で採用される仕事ってあるの?

これからどんな仕事に就けば良いんだろう…。

本記事にたどり着いたあなたは、上記のようにお悩みかもしれません。

結論、60代女性にできる仕事はたくさんあるので安心してください。

本記事では、60代女性におすすめの仕事を7つ紹介します。仕事の失敗しない選び方や、具体的な探し方も解説しますので、ぜひ最後までじっくりと読み進めてください。

60代女性は何割が仕事をしている?

【60代女性の就業率

令和元年平成28年
60~64歳62.6%(+13.8%)48.8%
65~69歳38.0%(+4.4%)33.6%
参考:内閣府 就業の状況

令和元年における内閣府の調査によると、60代女性の就業率は60~64歳が62.6%、65~69歳が38.0%です。平成28年における女性の就業率は、60~64歳が48.8%、65~69歳が33.6%だったので、急速に伸びていることが分かります。60代女性の就業率は、今後もさらに増えていくでしょう。

また、同調査から分かった60代女性が仕事をする理由は、約半数が「収入がほしいから」です。次いで、「仕事そのものが面白いから、自分の知識・能力を生かせるから」「働くのは体によいから、老化を防ぐから」との回答が多くなっています。

60代以降の仕事。失敗しない選び方とは?

60代以降の仕事選びは誰しもが慎重になるでしょう。体力面と相談しつつ、働ける範囲で仕事を続ける必要があるからです。また、いくら体力面で負担がなかったとしても、自身に合わない仕事は続きません。

よって60代以降は、どれくらい働きたいのかを明確にした上で、自身の得意が活かせる仕事を見つけることが重要になります。以下で詳しく説明します。

どれくらい働きたいか明確にする

収入面を目的に働く場合、まずは月にどれだけ稼ぎたいのかを明確にしましょう。

次に、1日何時間・週に何日働きたいのかを、スケジュール面・体力面と相談しながら決めましょう。

最後に、稼ぎたい金額と勤務時間・日数を掛け合わせることで、必要な最低時給を割り出すことができます

例えば、1日5時間・週3日の勤務で、月8万円以上稼ぎたい方は、時給1,350円以上の仕事を見つける必要があります。

計算式

80,000円÷60時間(5時間×週3日×4週間)=1,333.333……

趣味や健康目的で仕事をする場合は、1日何時間・週に何日働きたいかと、何歳まで仕事を続けたいかを考えましょう。いつまで続けるかによって、選ぶべき仕事は変わってきます。

得意と苦手を書き出す

60代以降の女性は、自身のスキルや興味が活かせる仕事を探しましょう。スキル・興味を活かせる仕事は楽しみやすく、長続きします。

とはいえ、自身のスキルや興味が何なのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そのような方は、これまでの人生で感じた、自分の得意と苦手を書き出しましょう。得意・苦手が難しい場合は、楽しかったこと・つまらなかったことや、褒められたこと・怒られたこと、という風に分けて考えても問題ありません。

書き出した中から、「得意」にあてはまる仕事を探しましょう。

60代女性におすすめの仕事7選

60代女性におすすめの仕事を7つ紹介します。どれも経験・スキルが0の状態からでも始められる仕事なので、「これまでやってきた仕事を続けるのは大変」「主婦から久々に仕事に復帰する」という方でも安心してください。

着付け師

着付け師

人に着物を着付ける「着付け師」は、60代~70代まで長く活躍できる職業です。

パートとして、勤務時間2時間からで募集している企業が多いため、体力面の心配は少ないでしょう。給与の相場は、時給1,500円~5,000円程度・日給1~2万円程度で、稼ぎやすい点も特徴です。

着付け師になるのに資格は必要ありません。しかし、多くの企業は資格取得者を対象に求人の募集をかけているため、資格は取っておいた方が安心です。着付師の資格は比較的取得しやすく、教室に半年~1年通えば合格できるケースが多くなっています。

着付け師のなり方や仕事内容については、以下の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

着付け 師

保育士

保育士

預かり保育の保育士は、60代以降の女性から人気な職業です。時給は1,200円~1,500円程度で、働く日数は柔軟に決められます。

保育士・幼稚園教諭の有資格者はもちろん、無資格者も市町村長等が行う研修を修了すれば働くことが可能です。また有資格者のほうが就職に有利なので、より専門的に働きたい方は資格の取得も検討しましょう。

家事代行

家事代行

家事代行は、年齢問わず働ける職業の一つです。依頼者の代わりに、掃除や料理・洗濯などの家事を行います。その他、お子さまの送迎や買い物を任されるケースもあります。

担当する家事を自分で決められる場合もあるため、得意分野に絞って働けるのが特徴です。これまで培ってきた家事のスキルを存分に活かせるでしょう。

勤務時間や日数も柔軟なので、体力面と相談して決められます。時給は1,100円~1,500円程度が一般的です。

軽作業

軽作業

黙々と仕事をしたい方に向いているのが、軽作業です。

主に、商品の梱包・検品などを行います。搬入や仕分けなど体を動かす仕事もあり、健康目的で働きたい方におすすめです。平均時給は1,100円~1,300円前後となっています。

ただし、軽作業の仕事は基本的には立ち仕事であり、かつ1回あたり6時間以上の勤務を求められるケースが多いため、体力面が不安な方には向いていない可能性があります。

軽作業の仕事は単発で応募できるので、「仕事内容が自分に合うか分からなくて不安」という方は、まずは1回試してみてはいかがでしょうか。合いそうであれば継続し、厳しそうであれば別の仕事を探し直せばOKです。

マンション管理人

マンション管理人

マンション管理人は、60代以降も長く働ける人気の職業です。仕事内容としては、居住者への応対やマンションの巡回・清掃・点検などが挙げられます。

常勤の管理人さんがお休みの日に出勤するケースが多く、1回あたり3時間からと短い時間で働けるので体力面が不安な方でも大丈夫です。複数のマンションに、週2~3回程度の頻度で出勤します。時給は1,200円前後です。

清掃員

清掃員

マンションやビルの清掃員は、自分のペースで働きたい60代女性におすすめの仕事です。

時給は1,000円~1,200円程度と安めではありますが、週5日8時間のフルタイムで募集している求人が多いため、稼ぎやすくなっています。

もちろんパート勤務も可能です。パートの場合、朝5時~8時や、朝7時~10時などの早朝シフトがあるため一日を有意義に使えます。

体力面に自信のある方・一人で黙々と仕事をしたい方・早朝に働きたい方はぜひ検討してみてください。

事務職

事務職

60代以降もオフィスワークは継続できます。データ入力や書類作成などの一般事務ができる人材は、年齢を問わず求められているからです。

事務職の多くは、応募条件に「経験者であること」が挙げられています。50代まで事務職をしてきた方であれば、60代以降も簡単に就職できるでしょう。

未経験の方も、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)やITパスポートの資格を取れば、就職の幅は広がります。

時給は1,700円~3,000円前後と高めですが、週5勤務が条件となるケースが多いため、体力面としっかり相談した上で応募を検討しましょう。

60代女性向けの仕事はどう探せば良い?

60代女性向けの仕事を探す方法は、主に以下の5つが挙げられます。

  • 求人サイト
  • ハローワーク
  • シルバー人材センター
  • 情報誌や掲示板
  • 友人・知人に聞くのも一つの手

各方法を詳しく説明していきます。

求人サイト

60代女性向けの仕事を手っ取り早く探すには、求人サイトを使うのが一番です。

マイナビミドルシニアシニアジョブエージェントなど、60代向けの求人サイトは多々あります。また、一般の求人サイトで60代女性向けの求人を探すことももちろん可能です。

どの求人サイトを使えば良いか分からない方は、GoogleやYahoo!の検索欄で、以下のように検索してみてください。

  • 「〇〇(興味のある仕事) 60代」
  • 「60代 女性 パート」

検索結果に求人情報が出てくるため、その中から仕事を探すと良いでしょう。

なお、着付け師の場合は通っていた教室を卒業した後に、職業紹介制度を設けている場合が多いため、比較的職に就きやすくなっています。手に職を付けたい方におすすめです。

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ハローワーク

仕事内容を直接相談したい場合は、ハローワークを活用すると良いでしょう。

ハローワークは60代以降向けに「生涯現役支援窓口」を設けており、就業支援に積極的です。生涯現役支援窓口では60代向けの求人を直接紹介してもらえる他、履歴書・職務経歴書の書き方を教えてもらえたり、職場見学を実施してもらえたりします。

シルバー人材センター

シルバー人材センターとは、主に60代以降の方に向けて職業紹介を行う公益財団法人です。1回5時間・週2~3回程度の仕事を中心に紹介してもらえます。

1,200円の年会費を支払う必要がありますが、その分60代以降に適した仕事を厳選して紹介してもらえるため、コストパフォーマンスは良いでしょう。

シルバー人材センターへの登録は、ネット・事務所のどちらでも可能です。簡単な方を選んでみてください。

情報誌や掲示板

上記の方法で良い求人が見つからない場合、地元の情報誌や掲示板を見てみると良いかもしれません。見落としていた良い求人に出会える可能性があります。

応募条件を確認した上で、記載されている連絡先に問い合わせ、選考を進めていきましょう。

友人・知人に聞くのも一つの手

60代以降で働いている友人・知人がいれば、その人に相談するのも良いでしょう。求人を出していない会社でも、実は人手不足で困っているケースは多くあります。

「今、うちの会社で人募集してるよ!」「〇〇の仕事がしたい人を探してるよ。」などの情報を得られることで、働き口がぐんと広がります。友人・知人の紹介であれば、就職後の働きやすさも段違いでしょう。

まとめ

本記事では、60代女性におすすめの仕事を7つ紹介しました。気になる仕事は見つかりましたか?自分に合いそうな仕事があれば、求人に応募してみましょう。

皆様にとって素敵な仕事が見つかることを祈っています!

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